エネルギー環境教育出前授業について
我が国の原子力発電所が再稼働あるいは廃炉されていく中で、放射線について正しく理解している事は大切です。エネルギーや環境について、様々な情報に翻弄されない知識を得るためには、エネルギー環境教育や放射線教育は重要です。
チームEEEの出前授業は、習得すべき要点をクイズに仕立てた能動型の座学と、活動して学ぶ実験や体験、対話型・能動型のみゆカフェを取り入れて行います。みゆカフェは画期的なディスカッションの方法です。容易に実践が可能で応用性が高く、先生が単に知識を与えるのではなく、子供たちがそれぞれのペースやレベルでそれぞれの考えを広げ深めることができるのです。
エネルギー環境教育を主軸として、放射線基礎知識の普及に努め、様々なエネルギーについて一緒に批判的に考えることを継続しています。原子力エネルギーの理解を深め、原子力発電によって生み出される高レベル放射性廃棄物の処分問題について考え、その処分方法に関してより深く正しく知って頂きたいと考えています。
「ちょっと知ってたくさん考えよう!」
それが私たちの授業の特色です。
「理解を深める・知識を普及させる」とは、その事業の実施に賛成をさせる事ではありません。色々な発電について知り、原子力エネルギーがどういったものか、高レベル放射性廃棄物とは何か、地層処分とはどのような方法か、良いことも悪いことも、その内容がわかることです。
また、出前授業により、生徒たちだけでなく、先生方にもエネルギーについて知っていただき、身近なもので簡単に実験ができる事や、少しの工夫で楽しく授業ができること、先生が教える授業ではなく子供たちが考える授業を見て頂くことも目的の一つとしています。
出前授業の応募期間は年2回(7月上旬~9月上旬と11月上旬~12月上旬)で、実施期間は9月1日から翌年1月31日です。出前授業に申し込みたい、もっと詳しく知りたいなど、ご興味ありましたらご連絡いただければ幸いです。
◆ 出前授業実績(PDF)